ボンドシリンダー工法(低圧樹脂注入工法)専用のはくりが容易なひび割れシール材です｡
撤去する際にディスクサンダーなどの電気工具を必要としない為､騒音や粉じんが発生せず､下地も傷める心配がほとんどありません｡
1液型でカートリッジ容器入りですので取扱いは簡単､耐注入圧性を擁し座金の取り付けも可能です｡

■特長
･1液型低圧樹脂注入工法専用シール材
･手作業で容易にはくりが可能なため､騒音･粉じんの心配がない
･1液カートリッジ容器入りで取扱いが簡単
･座金も同時に接着が可能

■用途
･ボンドシリンダー工法(低圧樹脂注入工法)における､ひび割れ部のシールおよび座金の取付け用
※標準使用量: 1本あたり3m
※防水用目地シーリングには使用できません｡

■使用方法
1.座金の取付け部･ひび割れ部の油分･水分･汚れ･サビ･ホコリなどを取り除き､よく乾燥させます｡
2.カートリッジのノズル先端を塗布量に合わせ切断し､ノズル口からドライバーなどを差し込み､内側の防湿膜を破り大きく広げ､カートリッジガンにセットします｡
3.座金に｢ボンドはくりシールONE｣を充分塗布します｡
4.注入口の位置に座金を接着します｡
5.ひび割れ部表面を｢ボンドはくりシールONE｣で確実にシールします｡
6.シール材の効果を確認後､注入作業を行います｡

■使用上の注意
※シリンダー加圧ゴムは左右2本づつ(計4本)が限度です｡
※｢ボンドはくりシールONE｣で取付けた座金やシール部には無理な力を掛けないでください｡はがれる恐れがあります｡特にシリンダー取付け時や､加圧時には注意してください｡
※塗装面･タイル面では必ず事前に接着性･はくり性を確認してください｡
※塗布後3日以上(冬季は5日以上)経過すると､はくりしにくくなります｡
※一部の塗装剤やタイルでは､はくりしにくいことがあります｡
※シリコン系塗料では接着しないことがあります｡
※注入樹脂硬化後は､なるべく早くはくりしてください｡
※湿潤面下地へは使用できません｡
※下地が濡れている場合は､よく乾燥させてください｡また降雨･降雪時は使用しないでください｡

■メーカー: コニシ株式会社