高品質な多目的に使用できる形状保持性がよい1成分形シーリング接着剤です｡
空気中の水分(湿気)により硬化し硬化後は耐久性のある弾性体となり､多くの被着材に優れた接着性を示します｡
高い接着強度が必要な弾性シーリングに適しています｡

■特徴
･1成分形ポリウレタンシーリング材(湿気硬化型)
･弾性体
･比較的臭いが少ない
･耐劣化性及び耐候性
･被着材を腐食させない
･塗料の上塗りが可能
･サンディングが可能
･多くの被着材に優れた接着性(適切な表面処理後も含む)
･食品との偶発的な接触に関するNSFの承認取得済み

■用途
･金属､金属用プライマー､2成分形塗料､セラミック､樹脂などに最適
※シーカフレックス-221は施工経験のある専門業者での使用を前提としています｡
※使用する被着材と施工条件に対する接着性と適合性の事前確認は必ず実施して下さい｡
※応力亀裂を起こしやすい材料(ポリカーボネート､アクリルなど)の上に用いる場合はその材料のメーカーにご相談の上ご使用下さい｡

■使用方法
【下地処理】
1.まず被着材 の接着表面の水分､ゴミ､ホコリ､油脂類などを完全に取り除き清潔で乾燥した状態にして下さい｡
2.接着面は必ず適切なプライマーや接着促進剤などを使用して下さい｡金属の種類によってはプライマーなどの処理の前にサンディングや研磨などが必要な場合があります｡
【施行】
1.カートリッジは､先端のアルミ箔に孔を開け､アルミ箔は完全に除去して下さい｡
2.ノズルの先端部をシールする幅に合せて適当な大きさにカットして下さい｡
3.ガンへのセット時や塗出時のエアー混入に気をつけてください｡
4.一旦､開封したものは出来るだけ早く使い切ってください｡
5.周囲の温度および被着材の温度は15度～25度の範囲内で使用して下さい｡
【仕上げ】
1.仕上げは､タックフリータイムまでに行って下さい｡
2.表面仕上げ剤を使用するときは事前に必ず相性をご確認下さい｡
【除去】
1.硬化前のシーカフレックス-221は適切な溶剤などを用いて工具や機械から取り除いて下さい｡
2.硬化後は機械的に取り除くしかありません｡
3.手など皮膚に付着した場合は直ちに工業用ハンドクリーナーと水で洗い流してください｡溶剤は使用しないで下
さい｡
【上塗り塗装】
1.シーカフレックス-221は標準的な塗装システムで上塗り塗装ができます｡使用する塗料との適合性の事前確認試験は必ず実施して下さい｡
2.焼付け塗装の場合はシーカフレックス-221の完全硬化後に行ってください｡
3.塗料の硬度や膜厚により接着剤の弾性に影響を与えたり､塗膜にひび割れを引き起こす可能性がありますのでご注意下さい｡
4.PVC ベースの塗料やオイル･アルキッド樹脂の塗料は基本的にシーカフレックス-221には適合しません｡

■販売元: 株式会社ソーラー