常温で硬化する1液型の変成シリコーンエポキシ系接着剤｡
各種被着体に卓越した接着強さを示し､マイナス30度でも優れたゴム弾性を示す低温特性が特徴｡
計量､混合などの手間がなく､可使時間の制約がない為使い易さも抜群｡
エポキシ樹脂の持つ優れた性能を活かしつつ､柔軟性を持たせた画期的な商品です｡

■特長
･1液常温硬化型･変成シリコーンエポキシ樹脂系接着剤(カートリッジ入り)
･混合不要の1液で常温硬化する変成シリコーンエポキシ樹脂系接着剤､充てん材
･常温で200%以上の伸びを示し､外部からの応力(振動や膨張･収縮の動き)を吸収する
･-30度~80度の広範囲でゴム弾性を示す､耐熱耐寒性
･各種被着材(石材･タイル･プラスチック･金属･コンクリート)によく接着する
※プラスチックは事前に確認が必要です｡
･石材への汚染が殆ど無い
･F★★★★
･4VOC基準適合

■用途
･TM工法用の2次接着
･内装石材の接着(天然･人造石材)
･内装タイルの接着
･異種材料の接着
･表面強度の弱い材料との接着
･凹凸のある被着材への充てん接着
･コンクリートのひび割れUカット補修用充てん材
･目地のシーリング

■使用方法
1. 下地の油やホコリ､錆などの汚れを良く取り除き､良く乾燥させます｡
2. 目地充てんの場合は､必要に応じてマスキングテープ(養生テープを目地際に沿う様に貼ります)
3. 表面強度の弱い材料や､特に耐水接着性を必要とする場合は､下地処理を施します｡｢ボンドシールプライマー#25｣などを､刷毛でむらのないように均一に塗布してください｡
4. カートリッジのノズルを､ナイフなどでカットします｡目地充てん用には､目地幅よりやや小さめにカットします｡次にノズル口からドライバーなどを差し込み､内側のアルミ防湿膜を破り､大きく広げます｡
5. カートリッジガンにカートリッジをセットし､塗布または充てんします｡用途に応じて､線状､点(だんご)状､くし目状塗布を使い分けます｡プライマーを塗布した場合は､プライマー乾燥後8時間以内に塗布または充てんします｡
※本品は湿気硬化型のため､非多孔質面同士では内部が硬化しなかったり､大幅に硬化が遅れることがあります｡必ず片面は多孔質にするか､全面塗布を避けて線状又は点状塗布をしてください｡
6. 接着の場合は､塗布後速やかに貼り付けます｡充てんの場合は､必要に応じてすみやかにヘラで表面を平滑に仕上げます｡
※弾力性接着剤としての性能を充分に発揮させるためには､接着剤層の厚みが1mmとなるように設計してください｡
※器具類に付着した樹脂は､硬化する前に有機溶剤で拭き取って下さい｡
※必ず5~35度の温度内で作業し､降雨･降雪時の使用は避けてください｡

■メーカー: コニシ株式会社